歴代のFFシリーズを受け継いで登場しているキャラクター達がいる。
トンベリ・・・ベヒモス・・・モルボル・・・シド(?!)。その中に緑色の埴輪のようなキャラクタがいる。その名は「サボテンダー」
のんびりしたその容姿とは裏腹に、繰り出すWSにタルタルキラーな技がある。
その名は・・・「針千本」
体中から針を放出し、範囲内のプレイヤーに合計1000ダメージを与える恐怖のWSである。その威力はMPブースト状態のShusならほぼ2回分も戦闘不能に出来るレベルである。LV75のキャラクターであってもソロで手を出すプレイヤーはほとんどいない。ましてやHPの低いタルタルならなおさらである。そんな彼らにちょっかいを出してみようとShusはアルテパに飛んだ。
要するにソロでサボテンダーと戦ってみようという「あぶない白魔道士」鍛錬の記録である。
■Action1:サボテンダーと戦うに当たって・・・■
サボテンダーの放つWS「針千本」は相手の防御値を無視して合計1000ダメージを与える強力なWSです。しかしWSの対象者が増えれば増えるほど1000ダメージが頭割りされ、1人が受ける被ダメが減少する。したがって「サボテンダーは複数人で」が原則でした。
今回はそれを無視してソロで臨むため、1000の被ダメに耐える必要があります。まずは素の状態の白魔タルタルの能力値を確認してみると・・・。
HPが796・・・・。これではとても1000ダメージを耐えることは出来なさそうです。
図1:白75/黒の装備無しのステータス(タルタル)
そこでまず装備を使ってHP増強を図ってみます。
<1.装備による増強>
まずはLV62種族装備の登場です。
この2装備でHPは+100されます。防御値は低いですがSTR値のUPも魅力的です。
次はLV50種族ベルトです。こちらもHP+40とSTR値増強が嬉しいベルトです。
サポートジョブのレベル上げに重宝したフィジカルピアスにも頑張ってもらいます。
最後に耐火能力を犠牲にHPを大幅増強するこのリングも力強い味方です。
後は通常使用している「エンパワーマント(HP+10、MP+10、HP+1%、MP+1%)」を装備し、最終的には次のようになりました。
図1:白75/黒のHP増強後のステータス(タルタル)
なんとかHPが1000を越えました。しかし針千本で残るHPは56・・・・。危険すぎます。そこで普段装備しているこの盾について検証してみました。
「被物理ダメージ-10%」ということなので4人PTでサボテンダーの針千本を受けてみると・・・
見事に約10%カットされています(1ダメージは誤差であろうか・・・?)。これで耐えなければいけない被ダメは約900になり、HP156の余裕が生まれました。
Sabotender Bailaorは、針千本を実行。
→Aに、250ダメージ。
→Bに、250ダメージ。
→Cに、250ダメージ。
→Shusに、226ダメージ。
<2.食品による増強>
食品によってはHPを一時的に増やしてくれるものがあります。通常の戦闘では山串もしくは海串を使用しますが、この戦闘ではHPが命綱になります。
今回使用する食品を選ぶために各食品の効果を調査・ピックアップしてみました。
−HPを増強する食品(抜粋)−
食品 HP MP STR DEX VIT AGI INT MND CHR 攻撃 防御 時間 備考 ダルメルパイ +25 +3 -1 +2 30m ナヴァラン +20 +3 +1 -1 +9.4% 60m 回避+5 イエローカレー +20 +5 +2 -2 +21.9% 90m hHP+2 hMP+1 ドラゴンスープ +20 +6 +2 +2 -1 +9.4% 60m hHP+8 レッドカレー +25 +7 +1 -2 +21.9% 90m hHP+2 hMP+1 ヘッジホッグパイ +55 +6 -2 +3 60m ベークドポポト +20 -1 +2 30m ナマズの
グレープ蒸+30 +3 +3 60m 耐土+10 シーフード
シチュー+20 -4 +6 +25% 60m ブリームの
リゾット+40 -1 +2 +3 60m hHP+1 パママ +50 +50 -3 +1 +14 30m オポオポ王の
王冠装備時キノコのリゾット +40 -1 -1 +3 +3 60m hHP+1 ウィッチリゾット +45 +15 +4 +4 90m hHP+2 hMP+2
私はオポオポ王の王冠を持っていないので「パナマ」は却下。あと、自分で合成可能(材料・スキル)もしくは競売に出品されている物から私が選んだものは・・・。
イエローカレー
HP+こそ20ですが、競売値と効果時間の長さ、攻撃力UPから決定しました。数時間かかると予想して、競売で2個落札しました。(9000×2ギル)
<3.戦術について>
では白魔道士ではどう戦うのが良いのか、作戦を立ててみた。
・戦闘前にブリスト・ストンスキン・ヘイスト・アクアベールを詠唱する
・開幕はパライズ>ディア2で弱体させる。
・弱点は氷であるが、サポ黒の精霊ではダメージソースになり得ないため、ブリザ
ド等は使用しない。打撃での攻撃をメインとする。
・相手の攻撃はリキャストが可能な限りブリンクを張り対応、ストンスキンの消費を
出来る限り抑える。
・相手のTPが貯まりWSを発動しそうな場合は事前にストンスキンの張替えを行う。
・針千本を受けた場合は速やかにケアルV+αで回復させ、ストンスキンを張りな
おす。
・万が一リンクや危険な場合はスリプルで寝かしつけて対応する。それでも問題あ
りそうな場合は速やかにデジョンし離脱する。
こんな感じでトライしてみようと思う。さぁ、準備は出来た!では早速サボテンダーに会いに行こう!
←ちなみにこんな格好になりました。
久しぶりのキャップ着用でちょっとイメチェン(爆)
■Action2:東アルテパにて■
■Action3:西アルテパにて■
そのまま西アルテパ砂漠に移動します。そこに待ち構えているのはコイツです!
名 前 Cactuar 推定レベル LV48〜53 属 性 弱点:氷闇 耐性:水光 ドロップ 蒸留水、サボテンダーの針
このCactuar、一回り強くなって待ち構えております。ラバオにチョコボ屋が出来る前はこやつの死角を縫ってクフタルに行ったものです。
そんなコイツも今では横に並んで記念撮影〜♪
その後・・・プロシェル・ブリンク・ストンスキンをかけ戦闘開始!こまめにブリンクを張り替えて、TPが100を超えたらヘキサストライク!
こやつも針千本を打たせることなく昇天致しました。南無〜。
■Action4:流砂洞にて(その1)■
さて、次は流砂洞に向かうことにする。そこには洞窟内に生息するサボテンダーがいるとのこと・・・。早速行ってみることにしました。
名 前 Sabotender Bailaor 推定レベル LV52〜59 属 性 弱点:氷闇 耐性:水光 ドロップ 蒸留水、サボテンダーの針、
謎の多肉植物の子株
このサボテンダーは「謎の多肉植物の子株」を落とすらしい。出たらラッキーと勇んで望むが・・・。ここでついに来た「針千本」! わたしのHPバーが一気に減り、赤字に変わる。しかし予定通りケアルVで一気に回復し、次のWSを打つまでにヘキサストライクで沈めることに成功。このレベルになるとWSを1回撃たれるようになりました。SSにはないですが「ニードルショット」や「光合成(なんで洞窟内でできるねん!というツッコミは置いておいて・・・)」をやってきます。ただ、針千本時にストンスキンと玄武盾でダメージを減らしているため死ぬことはありませんでした。ちなみに5戦やって戦利品は
「蒸留水×2」と「サボテンダーの針×1」
でした・・・・_| ̄|○
ちなみにSSは「針千本」の瞬間を撮ったものですが、見かけも結構痛そうです・・・。
■Action5:クフタルの洞窟にて■
今度はクフタルの洞窟です。ここにも洞窟内に生息するサボテンダーがいるとので、そのままクフタルへ向かいました。今度の相手は↓です。
名 前 Sabotender Sediendo 推定レベル LV64〜67 属 性 弱点:氷闇 耐性:水光 ドロップ 謎の多肉植物の子株
今度の相手も「謎の多肉植物の子株」をおとすとのこと。こんどこそ出て欲しいですが・・・現地に行ってみて思わぬ難問に出くわしました。
「戦闘できるポイントがない・・・」
サボテンダーのいるポイントは「オバケ(ゴースト)」「カニ」「クモ」の生息地と重なるように配置され、サボテンダーだけを釣ることは不可能でした。サポ召喚でカー君ミサイルを使えば不可能ではないでしょうが、後の戦闘のことを考えるとHPが減るのは痛い所です。
結局暫く周辺を回った結果、壁際の一角でやってみようと決意。タイミングを見計らい近くにいる一体を釣りました。緊張の戦闘開始です。戦闘開始と共にかけていたスニークは切れます。再び緊張の一瞬です。
そして・・・一回目のヘキサを打ち込んだ直後、不意に忍び寄って来た青色の物体・・・しまった!カニに見つかった!
更に左側から新たなサボテンダーが参戦!ピンチである。
私はやむ得ずスリプガで体性を立て直そうとするが・・・ここで「針千本」・・・・。一気に減るHPバー 南無〜。
初の敗北です。カニが寄ってきた時点で巻き込み上等でスリプガするべきだったのかも知れません。理由はどうであれ敗北には変わりありません。私はリレで起き上がり脱出しました。
これで対戦成績 3勝1敗です(涙)。
■Action6:流砂洞にて(その2)■
さて対戦の締めくくりは再度流砂洞に舞い戻り「スピネル君」こと↓です。
名 前 Spelunking Sabotender 推定レベル LV62〜68 属 性 弱点:氷闇 耐性:水光 ドロップ 蒸留水、サボテンダーの針、
謎の多肉植物の子株、スタースピネル
ウィンダスの「スターオニオンズ団」のクエアイテム「スタースピネル」を落とすことでも知られるこのサボテンダー。LV75から見るとほぼ「楽」表示になります。
しかし、このサボテンダーと戦うには一つの難関を越えなければいけません。それは流砂洞名物「体重で開く扉」です。ガルカなら1人でも開くのですが、タルタルでは3人分必要な為、ソロでPOP地点に行くのは不可能な訳です。そこでLSメンバーにお願いして「スタースピネル取り兼」で3人で向かいました。お二人には訳を話し、手出しは一切無用でお願いしました。「針千本はどうするの?」という問いに体で示そうと心に誓い、扉を開け地下に・・・。いました「スピネル君」登場です。
各種強化をしている最中にPTメンが私の装備を拝見。「完全な攻撃装備だ・・・」との感想を頂きました(苦笑)。さて「あぶない白魔道士」の真骨頂の見せ場です!
戦闘はブリンク主体ではなく、いかにストンスキンを張りなおすかがポイントになります。そのため事前にアクアベールを詠唱しておき、「フラッシュ」>「ストンスキン」のコンビネーションを使用することにしました。途中針千本が来てHPが赤字になりましたが、冷静にケアルVで回復し、ストンスキンを張りなおす。こうしてトドメのヘキサが炸裂しました!
スピネル君をソロで撃破成功!しかしドロップはなし..._| ̄|○
2人に「おめでとう!」と祝福され、頭をかいて苦笑いしました^^;
この後3人で残りのスピネル君をシバき、無事「スタースピネル」ゲットしてもらいました。
■Action7:おわりに■
こうしてサボテンダー5連戦が終わった訳ですが、対戦成績は4勝1敗で「白タルでもサボテンダーと戦うことは不可能ではない」ことを証明できたと思います。コレに何のメリットがあるのか?といわれてしまうと回答に困りますが。そこが「危ない白魔道士」の可能性を広げるポイントと勝手に信じています。
そして新たなチャレンジを心に誓うShusなのでした。
・・・新たなチャレンジに続く(予定)
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