10 FFXIのプレイマシンを変えてみました。(PART U)

■0.前回からの続き■

 前回はAthlonXPマシンからAthlon64マシンへの移行とその直後に起きたマシン破損・・・と波乱に満ちた展開でした。あれからShusマシンはどうなったのか?!その後の更なる展開と性能をレポートしたと思います。

■前回マシンスペック(M/B破損後)■
パーツ スペック 備考
CPU AMD Athlon64 3000+ Venisコア Socket939
マザーボード
GIGABYTE K8Triton(K8NMF-9)
nVIDIA nForce4-4x
メモリ PC3200(512MB)×2(Dual) メジャーチップ使用
グラフィックカード ASUS N6600GT(GeForce 6600GT) DDR 128MB
HDD DiamondMax 10 200MB/ 16MB/ 7200rpm/ SATAU
光学ドライブ NEC ND-1000A DVD+RW
電源 400W ケース添付:保障交換
ケース GoodWill製 MicroATX ケース  

ちなみに
FFBench3:6075(LOW) 4958(HIGH)

■1.神タゲを取り戻せ!■

 前回の最後、結局フルチューンに近い形でパワーアップしたMYマシンであったが、PCI-Eのビデオカードへの変更により「神タゲ」が起きなくなってしまいました。これを何とかしたいと悩み調査すること暫し・・・。私は一つの可能性にかけてみる事にしました。

 「ビデオカードを一つ古い物へ変更」

こう書くとマシンスペックを下げるように読めますが実際は違います。これはnVIDIA製ビデオチップの詳細を比較すると理解しやすいのかもしれません。・・・と言うことでちょっと頑張って2005.09現在の主要グラフィックカード(GeForce)の一覧をまとめてみました。細かい性能は発売ベンダーにより異なるものもありますが、リファレンスを基にした物なので性能比較も可能と思います。

<ビデオカード性能一覧 (20050.09現在)> ↓クリックすると拡大します。


 当時GeForce6600GTGeForce6800より後に開発されたビデオカードと言う認識を持っていた私は早速GeForce6800をYahooオークションにて競り落とし試してみました。
 しかし神タゲは再現しませんでした..._| ̄|○

パーツ スペック 備考
CPU AMD Athlon64 3000+ Venisコア Socket939
マザーボード
GIGABYTE K8Triton(K8NMF-9)
nVIDIA nForce4-4x
メモリ PC3200(512MB)×2(Dual) メジャーチップ使用
グラフィックカード ASUS N6800(GeForce 6800) DDR 256MB
HDD DiamondMax 10 200MB/ 16MB/ 7200rpm/ SATAU
光学ドライブ NEC ND-1000A DVD+RW
電源 400W ケース添付:保障交換
ケース GoodWill製 MicroATX ケース  

ちなみに
FFBench3:6811(LOW) 5008(HIGH)


「計り知れない」マシンまで@189に迫りました。

■2.神タゲを取り戻せ!ACT.2 ■

 再現しなかったことに落胆した私は、改めてビデオカードについて調べてみることにしました。そして初めてGeForce6800の秘密について知ったのでした。

<図:GeForce6800(無印)の比較>


GeForce6800には開発コードの異なる3タイプが存在し、PCI-Express版はHSI(High Speed Interface)を用いて旧コアを対応させたものではなく、まったく新規に製造された新型だったと発覚!道理で6800なのに電源補給の追加コネクタがなかったわけだ。
うぅ失敗..._| ̄|○

 ということで、懲りずに更に神タゲ再現を目指して検討を開始しました。
ここで一つ気になるClawHammerコアのAthlon64とGeForce 6800GTの組み合わせによる神タゲの報告であった。GeForce6800GTのPCI-Express版はAGP版のコアとHSIを同じダイの上に組み合わせた改良版で、6800無印とはタイプが異なっている。ココは一つ賭けになるが清水の舞台から飛び降りる気持ちで再びYahooオークションで落札という荒業に打って出ました。2ヶ月足らずの間に

 GeForce5900Ultra > GeForce6600GT > GeForce6800 > GeFprce6800GT

と、どんどんランクアップしている私のマシン・・・。神タゲの執念はそれほどまでに強かったのかもしれません(遠い目)。

パーツ スペック 備考
CPU AMD Athlon64 3000+ Venisコア Socket939
マザーボード
GIGABYTE K8Triton(K8NMF-9)
nVIDIA nForce4-4x
メモリ PC3200(512MB)×2(Dual) メジャーチップ使用
グラフィックカード Aopen Aeolus PCX6800GT-DVD256
(GeForce 6800GT)
DDR 256MB
HDD DiamondMax 10 200MB/ 16MB/ 7200rpm/ SATAU
光学ドライブ NEC ND-1000A DVD+RW
電源 400W ケース添付:保障交換
ケース GoodWill製 MicroATX ケース  

 そしてFFXIを起動させるが・・・・..._| ̄|○

 神は光臨せず、絶望感が私を包んだ。ナーメン

ちなみに
FFBench3:6791(LOW) 4978(HIGH)


な、なんか微妙に数値が少なくなっているのは私の気のせいでしょうか(爆)?

■3.CPUのボトルネック■

 グラフィックカードを6800無印からGTにグレードアップさせたのにもかかわらず、なんとFFBenchのスコアが下がる現象が発生!
 今思えばウィルスソフトの常駐解除等を行っていなかったから、その分が影響したのではとも考えられますが、一つだけ確実なことがあります。それは・・・

 CPUがボトルネックになってます。

ということです。グラフィックカードの描画能力は確実に上がっているにも関わらずスコアが上がらないのはその他のパーツが足をひっぱているからです。
  • メモリはPC3200のデュアルチャネルなので毎秒6.4GB/sの通信幅を確保しており、現行のAthlon64では最高レベルのはずである。
  • HDドライブはSATAU尚且つ16MBキャッシュの最新タイプ。
  • M/BもメジャーメーカーでBIOSも最新にUPDATE済み。
  • 電源もグラフィックカードが推奨している350Wを超えるタイプを使用。
 ・・・となればCPUである「Athlon64 3000+」が処理しきれてないのが妥当な原因でしょう。既に神タゲの再現を諦めていた私は更なる暴挙に出た。



 で〜ん!

 またもやYahoo!で競り落としました「Athlon64 3700+(SanDiego)」です。
現在はデュアルコアのX2の登場で型落ちになりますが、先日まで最新のだったSanDioegoコアのCPUです。Athlon64のシングルコアではこのほかに3800+、4000+やAthlon64FXが存在しますが、それに続く高速版です。ロットナンバー的には23%処理能力がUPするはずです。
 CPUが届き、早速取り付け&起動させると・・・速いっ!サクサク過ぎるっ!

と言うことで計ってみました。これが最後の計測です!

FFBench3:8245(LOW) 6051(HIGH)

 キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!

7000どころか一気に8000台まで突入しましたw
しかもHIGHも6000越えです。

 ということで、エフェクト&描画設定をフルONにして見ましたが、通常時ではまったく困りませんし、競売前でも若干フレームレートが落ちる程度でした。現在はこの状態でプレイを楽しんでいます。

■4.終わりに■

 すべては「神タゲ」に始まり、「神タゲ」を諦めたと同時に今回のグレードアップ作戦もコンプリートとなりました。DirctX 8.1&シングルコア世代に発売されたFFXIは、この頃発売されているデュアルコアCPUではそのCPU能力を引き出しきれません。そういう意味では今回のグレードアップは全体的なバランスが向上し成功と言えるでしょう。
 あと追記すると、「神タゲ」は暫し諦めることにしました。
ソロ探索では神タゲは非常に重宝しますが、PTプレイでは必要な機能ではありません。言い換えてしまえば「出来なければ出来ないで問題ない」ともいえる訳です。
 またいつか、マシンのプラットホームが大きく変わったら再びマシンをいじってみたいと思っています。

 では今回はこれにて!
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