★「神のタゲ」の      謎を追え!

グラフィックカードの実力チェック 2005.10.22 UPDATE

■1.はじめに■

 PC版FFXIをプレイするにあたってそのパフォーマンス(快適度)を左右するのには幾つかのポイントがあります。主なものは
  1. グラフィックカードの描写能力
  2. CPUの種類と処理能力
  3. メモリの種類と容量
  4. OS(オペレーティングシステム)の種類
  5. マザーボード(NB、SBなど)
  6. HDD(ハードディスク) などなど・・・
特に1番と2番はパフォーマンスに直接影響します。そこで今回は

 グラフィックカードの実力
比較

をしてみたいと思います。

<注意>
 この比較は特定のグラフィックカードを否定するものではありません、グラフィックカードの買い替え等の参考程度とお考え下さい。

■2.グラフィックカードの基礎知識

2.1.グラフィックカードとは
 グラフィックカードはコンピュータ内の画面描画に関する処理を専門に行う機能を、独立・部品化したものです。どのコンピュータも画面描画を行う場合は必ずグラフィック処理を行うためのチップや部品が必要です。この部分を任意に選択できるようにカード化しているわけです。
 グラフィックカードの性能は次の5つによって決まります。
 @グラフィックチップ(GPU)
   ・・・グラフィックカードの頭といえます。様々な描画処理を行っている回路で、
     その性能に最も大きく影響します。
     FFXIでは必須環境として
     「NVIDIA GeForceシリーズチップ搭載のボード」
     推奨環境として
     「NVIDIA GeForce3 GeForce4 Tiシリーズチップ搭載のボード」
     とアナウンスされています。
 Aメモリ(VRAM)
   ・・・GPUが処理を行うための専用メモリです。容量が大きいほどより多くの画
     像情報を扱えます。FFXIでは必須環境として「32MB」、推奨として「64MB」
     をアナウンスしています。
 Bラムダック(RAMDAC)
   ・・・グラフィックカード内の処理とその情報をモニタへ出力するタイミングを制
     御しています。通常はそのカードのスペックとして公開されることが少ない
     部分ですが、性能に影響する部品の一つです。
 C接続バス
   ・・・グラフィックカードとマザーボードを接続するための規格です。現在出回っ
     ているものでは次のものがあります。通信速度が早いほど性能が良いの
     は言うまでもありません
     ●PCI-Express×16・・・8GB/Sec
     ●APGバス×8・・・2.1GB/Sec
     ●AGPバス×4・・・1.0GB/Sec
     ●PCIバス・・・528MB/sec
     ちなみにPCI-ExpressとAGPとPCI間の互換性はありませんので購入時は
     注意しましょう
 Dメモリバス
   ・・・上の@とAでデータのやり取りを行う際のデータ通信幅です。カードのカタ
     ログに記されることは余りありませんが性能には大きく影響します。ハイエン
     ドのカードでは256bitが、ミドルエンドでは128bitが主流ですが、中には64bit
     のものもあり、性能が大きく劣化するため「地雷」と忌み嫌われています
     (おい)。

グラフィックカード(イメージ)
GeForce4Ti4200(AGPバス版)

2.2.グラフィックカードを取り巻く環境
 2004年の10月現在、PC用グラフィックカードのシェアはNVIDIA社GeForceシリーズATI社RADEONシリーズ二大シェアでしのぎを削っています(もちろん他にもありますが・・・)。
 2002年のFFXIの発売時、Windows上のマルチメディア処理規格DirectXVer8.1でしたが現在はVer9.0cになっています。そのためグラフィックカードもVer8.1世代とVer9.0世代に大きく分類されます。もちろんFFXIはVer8.1、Ver9.0どちら対応のグラフィックカードも動きますので安心してください。(注意:逆にそれより前の世代対応のカードは動きません)
 日本においては2002年のFFXI発売時に2.3で紹介するグラフィックカードが必要ということでGeForceTi4200というGPUを積んだグラフィックカードが大量に売れ、品薄状態になるという現象まで起きました。また、当時大手メーカーが発売している家電PCはコストダウンのため「統合型チップセット」と呼ばれる色々な機能を1チップにまとめたものを使用したものが大半だったため、「メーカーパソコンではFFXIが動かない」という事になり各メーカーが対応に追われたと聞いています。そしてわざわざ「FFXI動作保障」と銘打ったPC販売をするケースも出来てきました。現在ではメーカーでもその反省やビデオ編集の需要から専用グラフィックチップを搭載したパソコンを売り出すようになりました。そういう意味ではPC版のFFXIはそれだけ敷居が高かったともいえます。

2.3.FFXIに必要なグラフィックカードとは
 すでにPCでFFXIをプレイされている方には蛇足かもしれませんが、改めてアナウンスされているスペックをピックアップすると・・・
必須環境
NVIDIA GeForceシリーズチップ搭載のボード(AGPバス対応)
VRAM32MB以上
※DirectX 8.1と100%互換性のある最新ドライバが必要です。
推奨環境
NVIDIA GeForce3
GeForce4 Tiシリーズチップ搭載のボード(AGPバス対応)
VRAM64MB以上
 となっています。実際にはATI社のRADEONシリーズも動作確認をしています。
 詳しくは■eのスペックインフォメーションを参照下さい。

2.4.Vana'diel Bench3について
 FFXIは当時の動作環境がシビアだったため、動くかどうか、またどれくらい快適にプレーできるのかという指標のために■eはVana'diel Benchというベンチマークソフトをリリースしました。そのベンチマークの数値が大きいほど快適にプレイできるということで脚光を浴びました。現在はVer3がリリースされており、低解像度or高解像度と精度をかえてテストが可能です。コミカルな動きと美しさから人気もあり、現在でもグラフィック系ベンチマークとして現役で、性能指標として度々使われています。
→「Vana'diel Bench」のページはコチラ

2.5.ビデオカード選びのトラップ
 現在ビデオカードはそのプラットホームや形式の多様化により色々な種類が登場しています。しかし、その弊害として各チップの性能が分かりづらかったり、他より安いからと購入したら廉価版だったりと色々問題があります。そこで購入時に気をつけたいことをピックアップしてみました。
 @グラフィックチップ(GPU)の後につく略号
   チップメーカーは多様なニーズと値段に対応するため、開発したチップの機能
   を制限することで廉価版として安く売り出したり、回路を正規化して高機能版
   として販売したりしています。その際にはグラフィックチップの後にエディション
   名を入れることで差別化しています。しかし当然各社が独自に命名するためそ
   の識別には注意が必要です。以下に主なものをまとめてみました。

   −グラフィックチップの後につく略号−
略号名 作成メーカー 内 容
LE ATI
NVIDIA
RADEONGeForce両シリーズに使用されている略号で廉価版を意味します。基本的に記号がつかない(以後「np」と表記)物に比べて処理クロックなどを抑えたり、機能を制限することで安く販売される。「RADEON8500LE」は廉価版ながらもコストパフォーマンスが良かったため流通した。しかし現在の物はその点を意識して購入する必要が有る。スペックに注意しよう。
LELE ATI 過去、そのコストパフォーマンスから人気があった
RADEON8500LE」の更に「廉価版」と言う意味で使用された略号。現在のチップでは見かけません。
SE ATI
NVIDIA
「セカンドエディション」という意味ですが、基本的には機能制限した廉価版を意味で使用されるようです。しかし単純にクロックダウンしたものだけではなく、メモリバスを半分にしてコストダウンを狙ったり、発熱を抑えたりと、目的を持った機能制限を行ったケースが多いようです。購入に関してはもちろんスペックに注意する必要はありますが、目的を持って購入する人も多く見かけます。特にL字メモリ配列のRADEON9800SEはある理由から非常に売れたことでも有名です。
PRO ATI 「プロフェッショナル」の略で高機能版を意味します。ATI社のリリースパターンとして通常版をnpとして売り出した後、そのパワーアップ版をPROとしてリリースするケースがほとんどです。当然np版より高機能・高価格になります。
Ultra NVIDIA ATI社の「PRO」と同等の意味で使用されます。np版の高機能版です。
GT NVIDIA こちらも高機能版という意味ですが能力的にはnp版とUltraの間に位置づけされます。
np<GT<Ultraと言う関係が分かりやすいと思います。
GTX NVIDIA こちらも高機能版という意味ですが能力的にはGTの格上に当てはまります。SLIが普及しつつある影響もあってかGeForce7800系から使用されています。
XT
(要注意)
ATI PROよりも更に機能アップさせた最高級版です。
NVIDIA np版の廉価版を意味します。ATI社のXTとは意味が正反対ですので注意が必要です。

 A省スペースPCでのカード選び
   現在では見かけの観点から「省スペース型」「スリムケース」「キューブ型」なと
   の小さいケースも増えてきました。それに伴い通常の幅を持つグラフィックカー
   ドの取り付けが物理的に不可能なこともあります。そのような場合は
   「Low Profile(ロー・プロファイル)」
というタイプのカードが必要になります。
   これは通常の高さの約半分ほどに抑えた省スペース版です。しかし基板の面
   積に制限が出るため、高性能なグラフィックカードではこのタイプのものはあま
   り見かけません。従ってカード選びに制限が出ますので注意してください。
 

■3.グラフィックカードの分類とオススメ度

 現在多種多様に出回っているグラフィックカードですが、FFXIを快適にプレイするにはどんなグラフィックカードを選べばいいでしょうか?ここでは幾つかのケースに分けてオススメ度をつけてみたいと思います。

3.1.最新のPentium4とマザーボードを選択する場合
 現在(2004年10月)インテル系パソコンのプラットホーム(形式)は過渡期にあたり、新しい「LGA775」ソケットのPentium4が登場しました。このソケットをもつマザーボードは「PCI-Express×16」をグラフィックカード用のスロットに持つので、この接続バスをもつタイプが選択肢になります。
 @オススメ★★★★★
  ■NVIDIA GeForce6600GT
    ・・・>現在登場したがばかりの最新コアを持つカードです。実売価格が2万円
        台ですが、FFXIでのパフォーマンスは最上位カードGeForce6800Ultra
        より数1割落ちる程度と噂されています。コストパフォーマンス的にも
        オススメです。

GeForce6600GT(PCI-Express×16スロット)

  ■ATI RADEONX800XT、X850XT (Pro)
    ・・・>RADEONシリーズの最高機種です。実売価格が5〜7万と高価ですが
        性能は折り紙つきです。最もハイパフォーマンスを求めるならコチラ。
 Aオススメ★★★★
  ■NVIDIA GeForce6600
    ・・・>先ほどのGeForce6600GTの廉価版になります。機能的には処理クロック
        がのダウンしているのとSLIが無い程度ですが、実売2万弱とコストパ
        フォーマンスに優れています。
 Bオススメ★★★
  ■ATI RADEONX600XT (Pro)
    ・・・>ATI RADEONX800XTの廉価版の位置づけですが、実際には後述の           RADEON9600の後継に当たるため省電力・消音に優れています。
        またロープロファイルのものもあります。しかし、パフォーマンス的には
        それなりに落ちるのが残念
 C気をつけろ
  ■ATI RADEONX300
    ・・・>カード自体に問題があるというわけではなくて、バリュー版ということで
        値段は5千円〜1万円ぐらいと安価である替わりに、性能もそれ相応と
        言うわけです。しかしFFXIをプレイできないわけではなくて
        Pentium4 2.4GhzのCPUならでFFBench2の高解像度モードで1500程
        度は出るため、デフォルトでそれなりにプレイできます。ただし快適さを
        求める場合はオススメしません。

3.2.AGPスロットを持つマザーボードを持つ場合
 「PCI-Express×16」の登場により世代が古くなったわけですが、旧Pen4、Athlonなどまだまだ多くのマザーモードに使用されているのがAGPスロットです。その分バリエーションが豊富で財布と相談して色々な選択が可能でしょう。
 @オススメ★★★★★
  ■NVIDIA GeForce6800シリーズ
    ・・・>現在のNVIDIAのハイエンド用チップです。np版は4万程度、GT及び
        Ultra版は4〜6万と高価ですが、パフォーマンスも最高級です。
  ■ATI RADEON9800シリーズ
    ・・・>この2年間はATIがNVIDIAを性能面で優位に立っていました。その優
        位性の柱になったのがこのRADEON9800シリーズです。特にPRO版
        はパフォーマンスも良く現在でなお人気があります。ちなみにSE版は
        2万弱、npが2万強、PRO版が2万〜3万、XT版が4〜5万円ぐらいで
        購入できます。
  ■NVIDIA GeForceFX5700Ultra
    ・・・>RADEONの優位性を覆すために投入されたミドルエンドチップです。発
        熱、騒音、使用電力、パフォーマンスのバランスに優れており5900シ
        リーズより機能は落ちますが、FFXIをプレイするには値段・性能も申し
        分ありません。オススメは2万台で購入できるUltraです。
        ちなみに5700チップはLE版が存在します。安価な物はこの可能性が
        ありますので注意しましょう。
 Aオススメ★★★★
  ■NVIDIA GeForceFX5900シリーズ
    ・・・>6800シリーズに最速の座を明け渡しましたが、FFXIをプレイするには十
        分なスペックを持っています。値段も落ちてきていることもあり狙い目と
        言えるでしょう。特にXTは廉価版のため値段も安く購入しやすいと言え
        ます。ただし上記6600GTのAGP版が登場した場合はその座を再度追
        われるかもしれません。

GeForceFX5900Ultra(AGPバス)
        (補足:現在GeForce6600シリーズのAGP版は出ないのではないかと
             言う噂があり、6800LEが替わりに出るという情報もあります。)
 Bオススメ★★★
  ■ATI RADEON9600XT (Pro)
    ・・・>ATI RADEON9800XTの廉価版の位置づけですが、チップ自体は独
        自の構造を持ち、省電力・少発熱がメリットです。ロープロファイルの
        ものもありますので省スペース型の方にはオススメです。
  ■NVIDIA GeForce4Ti4200
    ・・・>FFXI発売当初の推奨グラフィックカードです。対応するDirectXはVer8.1
        のため世代遅れですが、FFXIをプレイするのみならまだまだ現役です。
        流通量も多く1万円を切る値段で購入可能なのも魅力的です。後述す
        る「気をつけろ」を購入するより良いパフォーマンスを見せてくれます。
 C気をつけろ
  ■NVIDIA GeForceFX5600 (XT)
    ・・・>DirectX Ver9.0初対応のミドルレンジグラフィックカードとして登場した
        ものの、Ver9.0に合わせるための演算能力の拡張などにより能力の
        バランスが悪く、前世代のGeForce4Ti4200よりも各種ベンチで劣る
        結果に・・・。FFXIのプレイは不可能ではないが、デフォルト設定でも
        人が多いとカクカクになる。さらにXTにおいてはメモリバスを64bitにし
        たことにより更にパフォーマンスが悪化。いわゆる「地雷カード」と言わ
        れる所以になった1カードです。メーカーPCでこのカード搭載というもの
        が結構ありますが、FFXIのプレイにはオススメしません。
  ■NVIDIA GeForceFX5200シリーズ
    ・・・>上記のGeForceFx5600の低価格版である。それゆれに低価格で
        DirectX 9.0を実現できるというのが売りだったが、パフォーマンスはお
        世辞で言ってもよろしくない。このカードにもメモリバスを64bitにした
        「地雷」カードがある。注意されたし。

3.3.PCIスロットのみを持つマザーボードを持つ場合
 一部のメーカーPCやキューブ方のPCではAGPスロットを持たないマザーボードを使用しているケースもあります。その場合はAGPバスのグラフィックカードは使用できません。その場合はPCIスロット版を購入する必要があります。しかしPCIスロットはAGPバスと比較してデータ転送速度が遅いため、グラフィックカードの性能を生かしきれないケースが多いです。またそこがボトルネックになって快適なプレイ環境にはならないことがほとんどです。
 したがって自作のPCであればマザーボードの交換をオススメします。PCIのグラフィックボードの購入金額+αで、安いAGPスロットつきのマザーボードと廉価なグラフィックカードが購入可能です。メーカーPCの場合は・・・諦めてPCIバスのグラフィックカードを購入するか、新規で購入が良いでしょう(その分費用がかかるのが痛いところです)。


RADEON9200(PCIスロット版)
 ちなみに「PCI-Express×16」「AGPバス」「PCIバス」それぞれのカードのイメージを掲載しています。下部のスロット部の位置や形状の違いに注目しましょう。形的に互換性が無いのが分かるかと思います。購入時に間違えないように注意しましょう。

3.4.ATIのRADEONシリーズの購入を考えている場合の注意点
 RADEONシリーズはFFBechでは全般的にいいスコアが出るようです。しかし実際のプレイにおいてはテクスチャの落ちや、一部画面が乱れるケースもあるようです。■eでは動作確認においてディスプレイドライバ(ビデオカードを動かすためのシステムプログラム群)のバージョンを明記しています。そのバージョンのドライバを使用しているか確認しましょう。最新のドライバに変更することでこれらのトラブルがなくなったというケースもあります。

3.5.ハイエンドグラフィックカードの購入を考えている場合の注意点
 NVIDIAではGeForce6800シリーズやGeForceFX5900、5800シリーズや
 ATIではRADEONX800シリーズや9800シリーズの購入を考えている場合は電源について注意が必要です。というのはこれらのハイエンドカードは消費電力が多く、カード上に電源ソケットが付いています。そこへ電源供給をしないと動作しないためです。使用している電源が250Wより小さい場合は、全体での電力不足が発生し動作が不安定になる場合があります。もしカード交換後に「いきなり電源が落ちる」ような現象が起きたならその点を疑って見ましょう。
 

■4.最高のパフォーマンスを目指すあなたに! NEW!

 2004年の年末に突然登場し、そのパフォーマンスから一躍話題となったnVIDIAのマルチGPU技術「SLI」
チップセットにnVIDIAの「GeForce4 SLI」を採用しPCI-E×16スロットを2つ備えたマザーボードに同一型番のGeForce6000や7000シリーズのグラフィックカードを2枚挿しすることで、従来の性能の約1.8倍もの処理能力を発揮します。この技術は「よりハイパフォーマンスを求める」人には欠かせないパーツ構成でしょう。現在発売中の最高位カード「GeForce 7800 GTX」を2枚挿ししたSLI構成は各種ベンチマークテストでも非常に高い処理能力を発揮しています。以前は2枚のボード上部をブリッジで接続する形態が必要でしたが、現在の最新ドライバ「ForceWare」では若干パフォーマンスは落ちるもののブリッジナシでもSLIに対応しており、もともとチップセット「GeForce4 SLI」自体の性能が良いこともあり大きくシェアを伸ばす勢いがあります。

 ちなみにGeForce6600GTでSLI接続した場合と、GeForce6800GT1枚ではパフォーマンスは1〜2割ほど前者のが上回りますが、清音、低電力では後者の方が上回ります。選択する場合は悩みどころかもしれません。

DELLから発売されている「XPS 600」の「Pentium エクストリーム・エディション 840」の最上位構成ではGeForce 7800 GTXのSLI構成が可能です。
ちなみに最上位構成での定価は
68万9850円!!
まさにモンスターマシンです。
(もちろんBTOにてパーツ選択するこも可能です。)
ショップブランドではなくメーカーPCと言うこともありシルバーを貴重としたシックなデザインも見逃せない所です。

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DELLのWEB販売サイトはこちらから ↑

Faithからは「INSPIRE PASSANTシリーズ」というハイエンドGAME専用ブランドがあります。CPUにAthlonFX-57、GPUにはGeForce7800GTXのSLI構成というまさにゲームプレイ用に特化されたマシンです。オプションで5.1CHのサラウンドスピーカーも追加でき、3Dで臨場感のあるプレイが楽しめます。黒いボディが印象的なハイエンドマシンです。

FaithのWEB販売サイトはこちらから ↑

DOS/Vパラダイスからは3DパフォーマンスモデルPrime A Thunderstorm SLI X2がSLI対応モデルとして販売されています。
標準編成では「GeForce6600GT」のSLI接続ですが、BTOで「GeForce7800GTX」のSLI構成に変更できます。合わせてCPUもAthlonFX-57へ変更すれば更にスーパーパフォーマンスマシンに変貌します。もちろんCPUにDualコアのAthlon 64X2の選択もOK!

ドスパラのWEB通販サイトはこちら ↑

TWO TOPからはオリジナルPCの中でもAMDハイエンドシリーズから「Dex-EX
6444NS/DVRAM/78GTXx2」
がSLI対応モデルとして販売されています。もちろんGPUは「GeForce7800GTX」のSLI構成です。もちろん細かいスペックもBTOで選択可能です。また特徴として静音電源を採用している点も特徴といえます。

TWO TOPのWEB通販サイトはこちら ↑

 ゲームマシンブランド最大手「G−TUNE」では今一斉モデルチェンジ中であり、近日中に「GeForce7800GTX」のSLI構成のハイエンドマシンが登場するのは間違いないところだと思います。G-TUNEがどのような特徴ある構成をピックアップしてくるかも今後も注意していきたいと思います。登場しだいここでもPICK UPしたいと思っています!
 

■5.まとめ

 グラフィックカードの性能は日々進化しており、FFXI発売当初のハイエンドカード
「GeForce4Ti4600」も今では世代遅れと言われてしまうほどです。オススメで上げたカード類はCPUがPentium4 2.4Ghzレベルであれば高解像度でも快適に動く能力(FFBench2で4000以上)を持っています。
 現在「デュナミス」や「プロマシアM」で他人数での戦闘もあり、より高い描画能力が必要になっています。もし、今のカクカク感がプレイに差し障るようならグラフィックカードの交換もどうでしょうか?私もカードを変えた際に今までOFFにしていた「天候エフェクト」をONにしたところ、非常に綺麗で感動しました。
 下記にネット通販で買えるパーツショップのリンクを用意しましたので、気になった方は覗いてみてはいかかでしょうか?
<PC・パーツ販売ネット大手通販サイトリンク>2004.11.13UP

MOUSE COMPUTER
 
店舗を持たず通販にすることによりコストダウンをはかり、大きくシェアを伸ばしている通販PC専門店。通販ながら入門機からハイパフォーマンス機まで幅広く扱っている。

DOS/V パラダイス
 
「ドスパラ」の愛称で知られるPC・パーツ専門店。中古買取・販売も手がけており、通常価格より安く入手できたすることもある。全国主要都市の店舗と通販の両方で運営しており、ネット上で価格のチェック・購入ができるのが嬉しい。

PC-SUCCESS
 
こちらもPC・パーツ通販も大きく手がけている専門店。オリジナルブランドPCもニーズにあわせ幅広く用意しており、通販ならはの値段で購入可能なのも売りである。

G-TUNE(オススメ!)
各種3Dゲームを快適にプレイできるようチョイスされたPC・パーツを販売している。もちろんFFXIも推奨PC(■e認定!)が用意されており、FFXIバンドルもチョイスできるのが嬉しい。ハイパフォーマンスでバリバリ動くマシンから、値段とプレイの快適さのバランスが取れたコストパフォーマンスPCなど、FFXIをPCで始める方にはオススメのメーカーだ。
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