白門で一人の学者がほげーと緑玉を出していました。すると唐突に
「【パーティ】?」
とtellが入った。せっかくのお誘いなので
「【私は英語が話せません】ok?」
とレスをすると誘われた。こうして出来上がったパーティは
「黒(リダ)忍戦狩吟学」であった。バランスの取れた良い構成である。これは稼げるかな?と淡い期待を持って、リダの提案したクフタルに向かった。ターゲットはカニということで、アスピルが使える学者はさらに喜んだ。しかしそれが
悲劇の始まりとは誰も予測していなかった。
いったん入ってすぐのカニエリア前に集合したPTメン。誰もいなかったので、ここをキャンプするとみんなが思っていたところ、リダ黒はおもむろに
自分にスニをかけて一人移動を開始した。あわててPTスニを配って追いかける他パーティメン。するとアメミ広場に下りる坂の手前の細道でリダが立ち止まり
「【キャンプ】」
Σ(゜д゜lll)
ちょww。確かに今ここにカニがいないのでキャンプできないことはないけど、普通にPOPするエリアじゃないか???学者はプロをかけようかどうしようか迷っていると・・・
リダ、カニに
【フリーズ】!
あわててプロシェルする学者、戦闘準備をする他メンバー・・・そして精霊着弾!
カニは
リダ黒まっしぐら!当然すぐ忍者もタゲを取れない。ガシガシへるリダのHP。必死にケアルする学者&詩人。タゲが学者に向かい右往左往するカニ。カニを追って前衛が動き回り、その結果歌い分けができなくなる詩人。それでもMPがフルだったこともあり何とか撃退する。
「これはやばいぞ・・・・。」
学者の脳内警報が
赤く点滅を開始!このリダ
「墨」である可能性が大だ!!!
続いて、今度は狩さんがカニを釣ってくる。そこで自分たちはあることに気づいた。
「詩人さんが歌い分けに必要な距離が取れねぇ。」
・・・という事でした。前衛が前に出ても、後衛が後ろに下がってもカニに絡まれそうな距離に自分たちは立っていたのです。どこで歌おうか戸惑う詩人。するとリダは
「【魔道士のバラード】【はい、お願いします。】」
学者の心の叫び:
「できるかー!」
でも仕方なく歌う詩人さん。当然全員にかかるバラード。そしてリダは・・・
【バーン】!【フリーズ】!【ストーンIII】!【ウォータIII】!・・・そしてMPが尽きる。
学者は仕方がないので、回復の他にディア、スロウ等の弱体も一手に引き受ける。・・・そして被ダメを食らうリダへのケアルでMPが尽きる..._| ̄|○
そして
運命の3戦目がやってきた。カニとの戦闘中にキャンプ地にカニPOP。
「リダ!スリプルで寝かせてくれ!」と学者は祈った。しかしリダ気づかず、ララバイがレジられた詩人に容赦ないカニの攻撃。そして学者のケアルも空しく点に召される詩人であった。
かわいそうなBRD。
学者は
「【スリプル】」と指示するも、リダは精霊にMPを使い果たし、おもむろに
ヒーリング開始。学者もヤグドリを使うがMPは尽きてしまった。忍さんがもう一匹のタゲを奪うが、2匹同時はやはり無理で死亡。学者はリダ黒のMPが150を超えたのを見計らって
「【エスケプ】」と叫ぶ。その時・・・
リダは
魔力の泉を発動!
そして唱えたのは
【ファイガII】⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
:
:
:
:
全滅しました。
* * *
全滅後、しばし静寂が続き、おもむろにリダ黒が言いました。
「【エスケプ】nothing」
詩人と忍者がそのまま帰りました。学者もそれを見て帰りました。そしてワラワラと抜けて行きました。「こんな日もあるサ」とアルザビの夜空を見上げた学者なのでした。
* * *
<後日談>
その後、学者は順調にレベルが上がりLv68になっていました。その時、白門でシャウトが流れました。あのときの黒リダでした。
「【経験値】【パーティ】【いりませんか?】
【赤魔道士】【吟遊詩人】【募集中です。】Lv65-66」
学者は「レベル差があるから関係ないな」と合成をしていたところ、
黒リダ:「【経験値】【パーティ】?」
ちょww。パーティ内でレベル差3になるだろうし、あんたとはもう組みとうない!
学者 :「【せっかくですが遠慮します。】」
黒リダ:「【経験値】【いりませんか?】」
(パーティの誘いが来る。)
学者 :「いやです。」 ←日本語
(誘いを拒否する。)
黒リダ:「why?」
学者 :「Your play style 【せっかくですが遠慮します。】」
黒リダ:「lol」
その後、10分経たずして他のPTに誘われ、Impでウマーする。そして一時間後、ふとログに、
「黒リダはHeraldic Impに倒された・・・。」
と言うのが流れました。Impはインスニ見破りデス。南無阿弥陀仏<m(__)m>