第六十八話  ある狩人の一日
 とある狩人(LV30)が体験した出来事です。
彼が自分で作ったノクト装備一式に身を包み、購入したばかりのアーチャー&ホーカーナイフでやる気もマンマン!そんな彼にパーティのお誘いのtellがはいりました。

 経験値要いりませんか。パーティ

tell主をサーチすると黄色ネームで要塞にいました。う〜む補充っぽいなぁと思いながらもその狩人はOKを出しました。なにか指示があるかな?と暫し待つもなにもtellがない。そこで・・・

 go to ガルレージュ要塞?

とこちらから確認するとyesとのこと。LV30台で要塞といえば入り口のコウモリだが、私はLV30、リーダーもシーフLV31。ちっちょきついかも?と思いつつ彼はチョコボを飛ばして要塞に向かいました。

 さて、要塞でリーダーを落ち合いパーティに入るとまだ5人の状態でした。

 シ(リダ)狩(彼)人白白

彼以外は外国人パーティで白2名とは珍しい構成だなと思っていると、リーダー曰く戦士がこちらに向かっていることのこと。なるほど、これで盾役が揃い構成として形になる。しかし同時にリーダーから彼が到着するまでちょっと時間がかかるので待っていて欲しいといわれました。ためしにその戦士さんをサーチすると・・・「パシュナウ湖」に発見!うほっ!まさかチョコボで移動してるのか?と思ったらその通りでした。

 ここで人形使いさんが「なんで狩り始めないのか?」とリーダーに聞き始めた。リーダーが「まだ5人だから。」と返すと「PTに白が2名いるし、人形だっているぞ」と急かし始めました。狩人は「・・・あのう人形をパーティメンバー一人として数えるのは無理があるぞ・・・。」と思いつつも英語で説明できないので黙って見守ることにしました。するとリーダーは「この状態では【挑発】持ちは誰もいない。危険だ。」と説明。人形使いは納得はしたようだが、暇を持て余しているのか人形と一緒にちょこまかと動き回っていました。そして何気に私を「見つめる」して「この狩人、アーチャーナイフとホーカーナイフ持ってるぞ!凄い」と話し出しました。い、いや。別にアーチャー&ホーカー持ちは凄くないんだがと心の中でつぶやいたのだが、後でその言葉の意味を痛いほど思い知ることになる・・・。

 さて、その戦士さんはソロムグに来るのは始めてだったらしく地図がないとのこと。そこでリーダーが一旦ソロムグまで出て誘導。時間はかかったものの無事たどり着きました。地図はどこで手に入るのか?と聞いてきたので、ジュノで買えるよとアドバイス。このやり取りで戦士さんはファーストジョブで初心者だと分かったのでした。狩人はその時「白2だから、それなりにケアルサポートできて何とかなるだとう。」と思っていました。そして片方の白さんがプロテアをかけてくれました。よし釣りをしにいこうとスシを食べました。しかし、

 ・・・あ、あれ。誰も何も食べないの?

ここで少し不安がよぎる。白さんはクッキーかも知れないから良いとして、リーダー&人形使い&戦士さん・・・ねぇ、何も食べないの?!ううぅ、やな予感。

 とりあえず狩って見ようとなるが・・・さっきまでちょこまか動いていた人形使いがまったく返事もないし動かない。無断離席のようです。リーダーが何度も<call>を繰り返して10分後にようやく動き出す。

 「ちょっとAFKしてた。」

あれほど急かしておきながら自分は無断離席かいっ!と心の中でツッコむ狩人。彼の危険バロメーターが黄色点滅を始めました。狩人は「ここで俺が上手くフォローしないとな。」と決意して単体コウモリを釣り、パーティまで戻ってきました。ここで戦士が迎え挑発。ココまでは問題なし。次にリーダーのシーフが不意玉を入れようと戦士の後ろに回り込もうとするが、そのつど戦士が横に避けて、人戦シの3人で囲むような陣形を取ろうとしている。あちゃーと頭に手を当てる狩人でしたが、悲劇はその後待っていました。狩人とリーダーのTP報告では2人の攻撃が当たっているのが分かりましたが、人&戦はスカスカの様子。さらにガツガツ減る戦士さんのHP→ケアルを繰り返す→コウモリのタゲが白’sと私に向く・・・。コレはまずいぞと思っているうちにケアルが遅れた戦士さん死亡。狩人は蝉を張りなおし対処するが、不意のみを入れてタゲを取ったリーダーが死亡。ここでリーダーからエリアの指示が飛ぶ。白さんはHPを赤くしつつも、なんとか逃げることに成功。結果的に戦シの2名が死亡&エリア逃げで一戦目が終わったのでした。

 されエリアから帰ってきた狩人は「sorry;;」と返し、一人の白さんがリーダーにレイズを詠唱する。しかし・・・もう一人の白さんはそのままヒーリングを開始。あ、あれレイズ分のMPがあるはずなのになんで戦士さんにレイズしないのだろう・・・。ふとその狩人は思ったのでした。その間にリキャストが来た前者の白さんが戦士さんにもレイズを詠唱する。そして衰弱中の時間を使ってリーダーが戦士に立ち回りの説明をする。シーフには「不意打ち」の他に「だまし討ち」というアビがあって高ダメージを与えられる。そのためには盾役の後ろから攻撃する必要があって、3方向から取り囲むように戦士さんが動かれるとモンスターの向き自体も変わり、不意打ちもだまし討ちも決まらない・・・うんぬんと。戦士さんはそれを聞いてラーニングをした模様。0.1スキルアップしたようです。

 衰弱が治ったところでプロテアをかけ直し、再び狩人は単体コウモリを釣ってきた。今度は不意玉が決まり敵のHPがぐん!と減る。「よしいいぞ!」と一瞬狩人は思ったが、その直後戦士にクリットが繰り返し入り、ケアルが間に合わず再び戦士さん死亡!はぅっ!コウモリは狩人に襲い掛かる。狩人は蝉を駆使して立ち回り、かつHPを削っていく。人形使いさんは?!とふり向くと・・・攻撃がスカスカの模様..._ノ乙(iン,)_  なんとか狩シの二人で削り切り、コウモリは地に落ちた。経験値は200。狩人は戦士さんに/cryし、再び「sorry;;」と謝罪する。そしてこの狩場はLV30〜31ではきつかったことを改めて思い知る。

 戦士さんは2戦2死亡。レイズで起き上がるも一言も話さない。嫌な雰囲気に包まれるパーティ。この後「絆ブレイク」が発動する。

 最初に口を開いたのは人形使いだった。

 「白さん達が弱体魔法を撃っていない。」
 「リーダーの装備がノクトじゃなくてタブレットなのが良くない。」


 確かに弱体はディアがあった程度でパラ・スロウが入ったログが見つからなかった。LV30の狩人がノクト装備でLV31のリーダー(シーフ)がタブレットなのは確かにちょっとだけ差が出る。しかしそれは一原因としてアドバイスすべきであり、攻めるべきことじゃない。その後、先ほどレイズを詠唱しなかった白さんから衝撃の告白を受ける。

 「私はお金がないから装備や魔法が買えない」

 え?!


も、もしかして戦闘中もかぶっていたカボチャヘッドや緑色のワーカー装備が本気装備?・・・聞くとその通りだった..._ノ乙(iン,)_
さらに、お金がないからレイズもないらしい(うぉ)。LV32だけどイレースが無いと言うのは致し方ないだろうが、レイズがないのは正直首を傾げてしまう。

 お前はレベリングする前に金策して最低限の装備と魔法をそろえて来い!
 あと食事もな!


その後、人形使いがいきなり外へ出るとパーティを離脱。そのままジュノで球出ししていたので、稼げないと踏んでの無言離脱のようだ。

 お前は他人にどうのこうの言う前に自分自身を見直せ!
 狩人の目から見たら言ってる事が的を得てないし、
 無言離脱もJPNからは失礼だ。
 お前とマトンの攻撃がほとんど当たってないのはログを見れば一目瞭然ダゾ!


2回も死んだうえ、それらの行動を見た戦士さんはすっかり戦意消失したようで、すまないと告げるとパーティを離脱した。わざわざ遠くからチョコボを飛ばしてきたのに経験値はマイナス。悲しくなる気持ちは分かるので何もいえない狩人でした。

 こうしてパーティはなし崩れに解散。戦闘回数2戦、取得経験値200という結果でした。教訓として重要なのはジョブよりも中の人であるということ(当たり前だが)。あとスキル上げやソロで必要だから・・・と白魔を上げるとしても「手抜き」はやめて欲しい。ワーカ装備にカボチャ頭でレイズ×の白魔道士をパーティに入れたいかと思うでしょうか?こうしてある狩人の一日は終わりました。

 今後も様々な困難が待ちうけてそうだが、それはまた別の話で。
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