第五十二話  ジョブバランスの調整
 米国サンタモニカで開催された"Final Fantasy XI Festival 2006"でFFXIについての幾つかの導入・修正について発表がありました。今回はジョブバランスの調整についてピックアップしてみました。詳細については「ファミ通」の記事を参照してください。結構細かな調整が入る模様なので今後の動向にも注意したい所です。では各ジョブの情報を転記しましたのでご参考下さいー。

●戦士

・複数の武器を扱える特徴を強化する方向で調整したい
・サポートジョブに
忍者以外の選択肢が取れるような場面を増やすように調整したい
斧投げの実装を検討中

 やはり気になるのは「斧投げ」でしょうか。「トマホーク」とかが専用とかで登場しそうな感じです。そういう意味で少し上方パッチな予感です。
 

●モンク

・状況に合わせて色々な動きができるように調整したい
・ただオートアタックしているだけという状況を無くしたい
HPの多さを活かしてPTに恩恵があるような仕様を追加予定

 「力の限り殴る」という現在のモンクの状況に一ひねりを加えるような予感のする修正です。HPを使用したアビリティが登場しそうですね。

●白魔道士

・回復役といえば白魔道士、となるように調整したい
回復以外でできることも追加したい
・白魔道士自身の
HPとMPをPTに分け与える仕様を追加予定
・女神の祝福に
状態異常の回復を追加する

 さて、問題の白魔道士ですが要約を読む限りでは比較的大きな上方パッチになりそうな予感です。今まで使い勝手の悪かった2Hアビ「女神の祝福」が強化されると共に、HP&MPトランスファーの能力が追加されるのが濃厚です。あと「回復以外にできること」が一体何を指すのか非常に気になる所です。私個人の推測では攻撃神聖魔法(ホーリーII、バニシュガIII、バニシュIV)と弱体魔法(ディアIII)の追加が可能性として高いのではないでしょうか?あと奇抜な所では「リフレク」とか「レビテト」が白魔法として追加されると面白いのでは・・・と期待に胸を膨らましています。

●黒魔道士

・強いジョブであると認識している
・黒複数PTという状況を減らし、他ジョブと組んだときに最大限力を発揮するように調整したい
・新魔法の追加を予定

 う〜む、読む限りでは何らかの下方修正が入りそうな予感がします。例えば同じ精霊魔法を同時に打ち込むと威力が下がるとか・・・・。新魔法の追加が予定されていますが上位魔法の開放ではなさそうな予感です。

●赤魔道士

・強いジョブであると認識している
・新魔法を追加予定

 こちらも微妙な表現がされています。能力的には「現状維持」若しくは何らかの下方修正かもしれません。ただし赤魔道士らしい新魔法の導入は期待大です。

●シーフ

・パーティーの敵対心をコントロールし、テクニカルに動くジョブと考えている
・固有のアビリティを増やし、他のPTメンバーに恩恵があるよう調整したい
・ぬすむに追加効果を持たせる
・絶対回避中に敵の背後から攻撃した際ダメージボーナスを追加

 こちらは新アビ等の追加でジョブのテクニカル化を示唆しています。ジョブの強化と言うよりプレイヤーのスキルによって大きく変貌するようなパッチになりそうです。

●ナイト

・盾ジョブとして忍者とのバランスを取りたい
オートリフレシュの効果があるアビリティを実装
・盾の発動率をアップする
・盾が発動した際に、TPを得られるように変更

 ナイトは嬉しい強化パッチになりそうな感じです。盾の能力強化及びオートリフレシュアビの追加は間違いなく能力UPに当たるでしょう。今まで「ナ赤」の組み合わせ相性にこだわることなくPTが組めるようになるかもしれません。

●暗黒騎士

を持ったときに使いやすいように調整したい
アブゾ系に代表される暗黒魔法を有効に使えるよう調整する

 鎌が暗黒騎士に特化された調整が入るようです。またいまいち活用されなかったアブゾ系魔法の能力アップでちょっとした強化パッチになりそうな感じです。ただし・・・スタンの能力ダウンは避けて欲しいと思っています。

●獣使い

・ペットが消える問題などの調整は考えている
・ただし強いジョブとの認識があるため、様子を見つつになる

 様子を見ながら「現状維持」もしくは「下方パッチ」になりそうな微妙な表現です。サポ使用時の獣使いLV能力維持に修正が入るとかなり痛い下方パッチになりかねません。白/獣プレイヤーとしては気になる所かもしれません。

●吟遊詩人

・パーティーの状況に合わせて歌い分けがしやすいように調整したい
・低レベルで
移動速度アップの歌を追加予定

 考えられるのはマド・メヌ・マーチ・マンボ・バラ以外の歌の効果UP、若しくは歌の効果範囲の修正でしょうか。引き続きテクニカルなジョブの位置づけは変わらないでしょう。あと劣化マズルカの低レベル導入はLV20未満の詩人に嬉しいところかもしれません。その辺りは楽しみに待ちたいです^^

●狩人

・調整したばかりなので、あまり手を加える予定は無い
・狙い撃ち時の距離による命中補正は撤廃する
・纏められる矢弾を増やす

 こちらは前回の大幅下方修正の関係もあり大きく変わることは無いようです。

●侍

・豊富なTPが特徴のジョブであると認識している
TPの使い道を他にも追加したい
・敵のTPを下げるアビリティを追加

 やはりTPに特化したジョブにしたいとのこと。TPがらみの能力強化で若干ながら強化パッチになる予感です。

●忍者

・強いジョブであると認識している
弱体の方向で調整するつもりは無い
・調整にはもう少し時間がかかりそう

 徐々に弱体しながらも盾役としての地位をキープしている忍者。弱体の方向へ修正することは無いとの事。ナイトの強化とバランスが釣りあうと後衛としても嬉しいかもしれません。

●竜騎士

・大幅な調整を加えたばかりなので、しばらく様子を見たい

 前回パッチで強化された竜騎士については変更は無い模様です。個人的には「コールワイバーン」の度に小竜が増えていく修正を希望ですが・・・さすがに無理か^^;

●召喚士

・PTでも常に召喚獣を出しておけるように調整したい
・召喚獣のアビリティ(履行)の効果をスキル依存に変更する
・召喚獣を増やすことも常に検討している
バハムートは特別な存在、召喚できるようにする予定はない

 召喚獣の追加は検討されつつもバハムートは無いと先に釘を指されてしまいました。するとフェニックス辺りを期待してしまいます。また召喚獣維持MPが減少されそうなコメントもあります。そういう意味で召喚士の強化が期待されそうです。

●青魔道士

・メインジョブのときのみラーニング可能
・覚えられる能力を使ったモンスターを倒す
・経験値をもらえる相手であることが条件
・戦闘不能の状態ではラーニングはできない
・青魔法は覚えただけでは使えない
・青魔法にはセットポイントが設定されており、この合計がレベルに応じた上限を越えることはできない
・技の効果は、モンスターの種族の強弱関係の影響を受ける
・物理系の青魔法で連携を狙えるアビリティがある
・魔法系の青魔法でMBを狙えるアビリティがある

 新ジョブの「青魔道士」です。大体予測された基本能力ですが、その強さを決めるのはラーニングできる技が何か・・・これに尽きるでしょう。クモの「シックル」、クロウラーの「コクーン」など強力な青魔法が使えるとその活躍場はソロ/PT問わず広がるでしょう。

●コルセア

・カードの数字に応じてパーティーにかかる効果の強さが変わる
・一度カードを引くと、一定時間2枚目を引く権利が発生する
・合計が11で最高の効果、越えてしまうとバーストとなりマイナス効果となる
・カードの効果はPT全体に及び、ジョブによって効果が変化(戦士ならダブルアタック発動率アップなど)
・カードショット→8属性のカードを銃を使って撃つことで魔法属性に変換できる
・モンスターにかかっている弱体魔法などの効果をアップさせる効果がある
・魔法やアビリティなどのリキャストを短縮するアビリティを持つ

 こちらも新ジョブ、ギャンブラーこと「コルセア」です。かなりラックに左右されそうなアビを使うことになりそうです。と考えるとかなり強弱のメリハリのつくジョブになるのではと思われます。この辺は好き嫌いが大きく分かれそうな予感です。

●からくり士

・詳しい仕様は不明。続報を待ちたい。
・自らカスタマイズした
自動人形「オートマトン」を操り、時に客を笑わせ、時に敵を葬る、さすらいの大道芸人。軽やかな身ごなしを活かした格闘技も身につけている。

 公式HPでも正式に公表された3つ目の新ジョブ「からくり士」です。能力的には獣使いの呼び出しペットとモンクを足して2で割ったような感じに見受けられます。ちなみに「オートマトン」はカーディアンとは異なりどこかアラビアチックな雰囲気を持っています。俊敏な動きをしてくれそうです。あとはどうカスタマイズしていくか・・・面白そうな予感です。

 とりあえず以上が現在分かっている情報です。個人的には新ジョブのどれか一つを上げてみたいと思っているので4/20がちょっと待ちどうしかったりします。コルセアは自分のタイプとちょっと食い違うので、青魔道士にするかからくり士にするか悩みどころです。
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