第五十一話  変わるShusの価値観
 先月に■eよりRMT業者の一斉垢バンと宅配機能のパッチが行われ、多くのギルがヴァナから回収されました。その影響からか「買え控え」現象が発生し、全体的に物価がデフレ状態になりました。それも3月にはいり安定しつつある中、未だに値上がり傾向を見せているモノがあります。それは「Dynamis Money」こと裏貨幣です。裏貨幣がデフレの影響を受けていない理由としては

 1.競売での売買が出来ない。
 2.保持ギルに余裕がある人からの継続的需要がある。
 3.大量の一括売買が困難である。


といった理由が考えられます。私のいるGilgameshサーバーでは「シャウトによる買取受付」と「サンドリア闇市(※)でのバザー販売」の2つが主な流通経路でじわじわと値上がりが続いています。

 私自身、今まで裏貨幣についてはデュナミスで取得できた貨幣をそのまま暖めているだけでした。実装当初は買取希望の人に売ったりしたものの、途中からは特に積極的に集めるわけでもなく、手放すわけでもなくキープしてきました。1回の突入では数枚のゲットですが、今では総数が300枚を超えました。まさに「ちりも積もれば何とやら」といえます。

 実は今この時期、私は自分の保持ギルの半分を裏貨幣収集につぎ込むことにしました。今でこそ空LSに参加していますが、長い間野良プレイヤーを続けてきた私の保持ギルは決して多いとは言えません。裏貨幣に換えたとしてもレリックが鍛えられる枚数には程遠いです。でも、何か引っかかるモノがあるのです。

 そこでその「ひっかかるモノ」が何なのか?ゆっくり考えてみることにしました。

 そこで思い出したのはこれまでの新装備の実装状況です。白魔道士だけで考えることにしますが他のジョブでも同じ傾向では無いかと思います。

 1.アーティファクト実装
 2.バーミリオクローク実装(リフレシュ)
 3.エラント装備実装(INT・MND・CHRスタータスUP、クリアマインド)
 4.免罪装備(海霊:ゼニス)実装(MP大幅増強、リフレシュ)
 5.ノーブル装備実装(各ステータスUP、ケアル回復量UP、リフレシュ)
 6.属性杖実装(各属性能力UP、クリアマインド)
 7.アーティファクト2実装(ステータスUP、リジェネ回復量UP、リフレシュ)
 8.ブレスド装備実装(MND・MP増強、ヘイスト)


 これらの装備はそれぞれ特徴があり、リフレシュの付く「ダルマティカ(免罪)」「ノーブルチュニック」「クレリクブリオー(AF2)」は別格としても、その場の状況や用途により色々な装備を使い分ける時代になっていることです。そしてここ一年「クジャクの護符」や「クラーケンクラブ」のような希少価値の神性能装備は殆ど実装されていません。つまり今後ゲームバランスを大きく覆すような飛びぬけた性能装備は、よほどにことが無い限り実装されることは無い・・・と私自身予想しています。となるとD値が57もある「ミョルニル」と同等レベルの片手棍はもう実装されることは無いだろう・・・とそう思えて仕方が無いのです。

 私自身、「臼プレイ」を楽しむ性格上やはりレリックに憧れをしていました。そこで急がずのんびりでもいいので旧貨幣を貯めて行こう、そう考えを変えることにしました。ただ使うことの無いギルを溜め込むよりもずっとがあると思ったわけです。いつかミョルニル持てるといいなぁ・・・。そう思うShusなのでした。

<※:サンドリア闇市>
 Gilgameshサーバーでは関税のかからないバザーエリアとして倉庫キャラでの移動が多い
「サンドリア港」のモグ前フロアが発達していきました。現在ではレア物や高額品を倉庫キャラを用いてバザーする人が多くなり、常時数十人がフロアの両脇にバザーを展開しています。>
−戻る−
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送