第四十九話  RMTどもが夢のあと
 FFXIの総合情報サイト「eLeMeN」RMTについてのレポートが一時期波紋を呼んでいました。私もそのレポートを読んだのですが、RMT業者に実際にアンケートを取りその結果を統計的にまとめた丁寧なレポートだと思います。ではなぜこのレポートが波紋を呼んでいるのかというと・・・

 「■eに処罰(垢停止/垢バン)をされた事のある業者がない」

という事実が発覚したからだと思います。これによりeLeMeNにアクセスしていた多くの人が「RMTを行っても処罰されない」と認識させてしまっている・・・というのが波紋の内容です。

 私自身は定期的に金策に時間を割いているので、通常ヴァナで生活する分には困らないギルを所持できています。確かにインフレは起きていますが、同時に金策で得られるギルも多くなり「お金が無くて困る」ことは今のところありません。そういう意味ではRMTは必要としていません。逆に規約違反であるこの行為が大手を振ってまかり通っている事は確かに眉をひそめています。しかし思うにRMT業者は儲かっているのだろうか?営業に支障は起きていないのでしょうか?

 FFXIのギルを扱うRMT業者はこの半年で倍以上に膨れ上がっています。そしてその為替レートは業者毎でまちまちです。買う人から見れば安いところから買いたいと思うでしょうから、数が多くなった分「競争」が熾烈を増し、レート変動についていけない業者が徐々に淘汰されていくはずだと考えています。しかし実際にどれ位のひとがRMTを使用しているのか不明ですし、聞いたところで答えてくれる人は少数でしょう。そういう意味ではFFXIのRMT市場はどれくらいなのか、正確に把握する方法は今のところありません。

 ところで、とある掲示板で次のような意見が出ていました。
・・・RMT業者が高額なドロップアイテムを落とすモンスターを独占することでそのアイテムを入手し、競売にマージンを付けて出品する。そのアイテムが欲しいプレイヤーがRMT業者からギルを購入しそのアイテムを競り落とすことで、マージン分プラスされたギルとリアルマネーをRMT業者に渡している構造になっている・・・
その論理をきいて少なからず納得する自分がいました。

 ではRMTを止める方法はあるのでしょうか?答えは「私たちだけではNo」です。JPNしかりNAしかり購入する人がいるからこの商売が成り立つわけで、これがなくならない限りRMTは無くならないでしょう。更に踏み込むと「リアルマネーをかけてもでも欲しいアイテムをゲットしたい」という欲望がある限り無くならないでしょう。結局最後は■eが取り締まりに立ち上がらない限りRMT撲滅は不可能と考えています。そしてRMT購入者が取締りを受けたと言う「事実」が起きれば、気軽にRMTを行う空気は確実に消えることでしょう。それにより市場が縮小していくのが理想なのかもしれません。
 eLeMeNのレポートから「取締りが行われていない」事実がわかった今日ですが■eからの動きはまったくありません。

 そんな今、あなたはRMTやりますか?

追記
 ムバルポロス旧市街で段差を瞬時に飛び上がって渡っていくプレイヤーを見かけるのですが・・・あれってツールなの?!ぐぁ
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