第四十二話  ある黒魔PTでの出来事
 ある日の午後の出来事でございました。サンドリア大使館前でPTの誘われ待ちをしているとこんなtellが入りました。

 パーティ?経験値いりませんか?黒魔道士

一瞬よく耳にする定型文tellかと思いましたが、最後の【黒魔道士】という言葉が気になり、相手をサーチしてみると

 BLM 71/WHM 35 ○○○○○○

丁度同じレベルの黒魔道士からのtellでした。30秒ほど思案しましたが思い切って

 >私は英語が話せません】ok?

と返すと「ok」という返事と共に誘われました。最初はリーダと私の2名でしたが、30分かけてなんとかJPNの赤魔道士と黒魔道士2名を誘い5人になりました。あと一人は現地で誘うとの事。おお集まったのか!と思いきや・・・・

 「狩場ウルガラン山脈

 ウルガラン山脈での黒PTははじめて聞きます。デーモンやアーリマンなどは黒魔道士と相性があまり良くない事を考えると牛狩かな?とJPNメンバーで話をしていると「どうやってヴァズに飛ぶんだ?」と一人が気づき悩む4人・・・。すると、

 リーダーおもむろにクフィム島へ行ってしまいました・・・。

 「OPテレポかい!」

4人で突っ込むが後の祭りです。リージョンを確認するとザルカバードは現在サンド支配。ウィンダスっ子な私は正直困り顔です。

・・・4人で困ること暫しするとおもむろにリーダーを私に移して

 「○○を誘ってくれ(英文意訳)。」

おい!私は最初に私は英語が話せませんと言ってあるだろう!なぜ英語で用件を伝える!それ以前になぜお前が誘わん!クフィムだからと言うのは言い訳にならんぞ!

・・・ということで「> ?」と返信すること3回。とうとう痺れを切らしたのか。

 「○○誘ってください。パーティ

わかったわかった、とりあえず誘うが・・・あと一人は現地じゃなかったのか?と思いつつ誘うと、○○がメンバーに加わる。「こんにちは。」という挨拶のあと

 「集まってください。テレポヴァズ

テレポヴァズタクシー頼んだのか..._| ̄|○
そうならそうと最初からそう言ってくれ;;
と思った直後、リーダーがPT欄からきえた。

 「落ちた!?」

 私はリーダーを誘いなおすためクフィムに向かいサーチを続ける。その間に他メンバーと白さんは集まった模様。

 「テレポヴァズ
 「まって」
 「Stop!」


どうやら詠唱を始めてしまった白さんを他メンバーが必死に止めている様子。うぅ、頭が痛い。しかしサーチでリーダが見つかりPTに誘うと拒否される。再び悩む私・・・。するとリーダーから「私はOPテレポで向かうのでヴァズしてもらってくれ(英文意訳)」とtellが入る。仕方が無いので皆と合流してヴァズしてもらう。○○さんはヴァズに到着するとすぐPT離脱してデジョして帰って行った。あまりの早業にあっけに取られるJPN4名でした。そして

 「△△誘ってください。パーティ

なぜ、私にやらせるのだ〜〜〜!
と言っても始まらないので素直に△△を誘う。そしてOPでヴァズに来たリーダーを誘い「えい!」とリーダーを返した。ここまでで疲労度70%である。

 そして6人になったところで登山開始である。案の定リーダーがタウルスに絡まれて死ぬことが一度あったが、後は大きな事件も無くヨン様広場を通過した・・・ら

 メリポPTが居て枯れてました..._| ̄|○

ちゃんとサーチしなかった私たちにも責任はあるのですが、ここまで来て何もしないじゃ始まりません。場所を滑空前広場に変更し狩ることになりました。赤魔道士さんが釣りをするわけですが、LV71では牛は100強の経験値でした。もちろん残滅は早いのですが、敵の絶対数が少ないこともあって、チェーンも3や4で切れることもしばしばでした。

 そして1時間ほど狩ったところで、いきなり現地合流の黒さんが

 「さようなら。パーティ

とPT離脱して去っていった。あっけに取られJPN4名。「きっと思ったほど稼げてないから見切りをつけたんだよ。」とささやき合う。すると、

 「解散します。パーティ

NAからのダブルパンチを食らいました..._| ̄|○

しかしPTは解散せず、リーダを私におしつけるとデジョンで去っていきました。暫し呆然の4人でした。

 「どうしようか?」
 「う〜ん、せっかくここまで来たんだから4人でやってみる?」
 「だね、危なかったら解散でもいいし。」


と言うことで赤1黒3のALLジャパンで戦闘を再開しました。すると・・・

 「4人でも十分狩れるね^^」
 「うん、4人に減ったから貰える経験値も増えたし」
 「じゃあ、時間を決めて4人でレベル上げしましょうか?」
 「うい」
 「おk」
 「らじゃ!」(←私)


 皮肉なことに4人になってからの方がペースが良くなり、程よく稼いで解散となりました。結果的には狩場の選択ミスだと思うし、上手くコミュニケーションが取れてなかったし、黒PTの長所を途中まで生かしきれなかったわけです。やはり、JPNとNA、EUに問わずコミュニケーションの重要さと難しさを痛感しました。そういう意味では今回の苦い経験は今後に生かされるのではと考えてます。
 噂によると外国人の白魔プレイヤーはかなり少ないと聞いてます。確かに黒魔のレベル上げをしていた時、NAPTで白魔道士が居たのは右手で数えれる位でした。黒魔PTはその偏りをカバーできる編成の一ケースと言えるでしょう。その反面、狩場が制限されたり、PTを集めるのも大変になります。そして白魔道士の汎用さある意味実感してしまいました。移動、高位プロシェル、高位レイズ、バ系・・・。白って便利だなと(おいw)

 余談ですが、そんな黒魔道士もLV75になりました・・・が、フレアとか憶えていません^^;
現在は「Hakutaku討伐請負人」としてツアー募集があれば参加していますが未だ取れず。「フレア」への道のりは遠い・・・どす。
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