正直なことを言うと、FFXIのシステムとして気に入らないところが幾つかあるが、その最たるものとして「じっと見つめた。」という調べる&相手メッセージである。
チャットフィルターを掛ければメッセージが出なくなるが、そういうレベルではなく意味もなく「相手を調べる」という行為が気に入らないのである。
基本的にNAがこれをよく使用しているようだが、日本人はこの行為をされるとあまり良い気持ちはしないという人が多いそうだ。現にわたしもそうである。あのメッセージが「相手が自分のことチェックした」という気持ちを増大させるのである。
以前は見つめられると「/blush」で返していたが、ここ暫くはやめてしまった。その代わり、その後にtellやhelpが来てもまったく無視し返信すらしないことにしている。狩場でやられたら、問答無用な即釣り&撃破で仕返しすることにしている。白魔道士だからといって甘く見てると痛い目にあうぞ・・・と言う気持ちである。相手(NA)にとって見れば大したことではないかもしれないが、少なくとも私はそうじゃない。ただ一言「見せてください」と言ってもらえれば全然嫌ではなくなるのだ。その差は歴然である。
ある日プロマシアMの為にデルクフの塔を一人で訪れた。目的はNM戦の為、サポは忍である。まずい事にデルクフの鍵を廃棄してしまったので、下層から階段をテクテク上り上層までたどり着いた。そして鍵をドロップするNMにいる部屋に入った。するとそこにはNAらしき人々が数人たたずんでいた。
「あ、先客がいるのか^^:」
と思い邪魔にならないように端に寄ろうとしたところ、ほぼ全員からの「じっと見つめた。」のログが流れた。
Σ(゚Д゚)
これで一気に私の敵対心はレットゾーンに突入した。すると各自が「/say」やら「/tell」やらで一斉に
「助けて!」
「外へ連れ出して欲しい(意訳)」
と話しかけてきた。
はぁ(゚Д゚)?
相手がNAとは限らないのに、英語で一気に話しかけてくるのは自分の都合しか考えてない証拠だと思う。それ以前に、あとはNMを倒して「デルクフの鍵」で螺旋階段を下れば良いだけのはずである。そう思っていると・・・
「鍵をモグハウスに忘れてきた。」
はぁ(゚Д゚)?はぁ?
それってそちらの不注意なだけじゃない。鍵がモグということは一回クリアしてるわけだし。そもそも、自分たちだけの都合で頼んでるだけで、こちらが「何故ここまできたか?」なんて考えてないでしょ?
そして禁断の一言・・・
【テレポホラ】1000Gil【いたわる】
【いたわる】はご存知のとおり獣使いのペットコマンドである。【たたかえ】と同様、私を不快にさせる定型変換の一つだ。さらに言えば、ジュノからクフィムを通り塔の上層まで来るには1時間弱かかるのはご承知の通りである。デジョンすらできない今、再びここまでくるのに1時間以上かかるのに、それを1000ギルで解決させようとは・・・。しかもよく見ると他の一部のメンバーは勝手に他の巨人と戦闘を開始している・・・・これを見て、もう完全に助け舟を出す気はなくなった。
「1Fまで歩いて行けばいい。」
ここまで来たのなら、当然歩いて帰るのも可能なのが道理である。ましてや2回目ならなおさらだ。
「簡単なはずだ。」
と付け加える。すると
「地図がない」
と帰ってきた。そんなことは知らん。こんどはこっちが言う番である。
「私はミッションで来たんだ。もしあなた達を送ったら私のミッション
はどうなる?ここまで来るのに1時間かかってるんだ。私はここに
すぐ戻れないんだぞ!」
「2000Gil【いたわる】」
お話になりません。・・・。
「3000Gil【いたわる】」
お金じゃないんだよ、あなた方のとった行動に対して、私がそれに応じる必要がないと判断した。ただそれだけのこと。
すると鍵をドロップするNMがPOPした。私はフラッシュで即釣りし、貯めてあったTPで二刀流ヘキサを打ち込む。
「5000Gil【いたわる】」
私は巨人NMを撃沈させデルクフの鍵を入手した。すると
「○○はあなたをじっと見つめた。」
いくらでも見るがいい。見れば状況は好転するどころか悪くなる一方なのだから。物事の頼み方を知らない人々を私は助ける気はない。
「私はもう行かないといけない。失礼。」
「:(」
私は鍵を使って階段を降り、自分のミッションを済ませた。
「/check」コマンドはゲームコマンドとしては存在しているけど、PCに対して使うことは自分に不利益になることが多い、ということを学んで欲しい。砂丘やクフィム、ジュノから「/anonにしていない白」がほとんど居なくなった原因を彼らは知っているのだろうか?白魔道士は使い勝手のいい道具ではない。一人間が操作するキャラクターである。そして、白魔道士は「助けたい」と思う人を助けられるジョブだが、「助けたくない」人を見捨てることもできるジョブだ、ということも知って欲しい。
切にそう思うShusなのでした。 |