第十五話 ヘキサ弱体の話
 2004年4月22日のパッチにより多段WSのTPのたまり方が変更されました。これにより白魔を代表するWS「ヘキサストライク」も発動後のTPが減少し、実質弱体されました。以下の話はご存知の人もいるとは思いますが、その変更がなされた裏の理由について検証してみたいと思います。
多段系ウェポンスキルにおけるTPのたまり方の修正(公式HPより)
  •  武器間隔に依存した形でTPがたまるのは最初の1発(格闘/二刀は2発)のみとなり、残りは1発当たるごとに1TPが追加されます。
  •  この修正に伴い、多段系ウェポンスキルを被弾した敵側のTP増加量も、最初の1発分(格闘/二刀は2発)のみとなりました。
  •  また、今までTPがたまらなかった魔法属性ウェポンスキルを使用した場合にも、TPがたまるように変更されました。
  •  ただし使用者自身、もしくはパーティメンバーに対して効果を発揮する「スターライト」と「ムーンライト」を使用した場合は、従前どおりTPがたまりません。
1.パッチ前のTPのたまり方
 現在TPのたまり方は次のような計算で求められると言われています。
 (したらば掲示板:検証スレより 諸説ありますが今回はこれを使用

  TP=5                   (隔が〜180の場合)
  TP=(隔-180)/256×6+5      (隔が180〜480の場合)

  TP=((間隔-480)/1024)*13+12   (隔が480〜780の場合)
  TP=(隔-780)/80+16         (隔が780〜の場合)


 ではダークモール(隔340)1回の攻撃で貯まるTPは・・・

 TP=(隔−180)/256×6+5
   =(340−180)/256×6+5
   =8.75

 となります。
 では4/22前の状態でヘキサストライク(6回攻撃)発動後のストアTPは

 TP=8.75×6=52.5

 となります。(TPの表示上は52になります。)つまりパッチ前はヘキサをフルヒットさせるとTPが半分上貯まっていました。

2.パッチ後のTPのたまり方
 では4/22以降ではどうなったのでしょうか?修正内容にしたがって計算してみると

 TP=(最初の1発目のTP)+(残りのヒット数)×1
   =8.75+5
   =13.75

 一気に減ってしまいました(涙)。これによりヘキサを発動できる間隔が長くなり戦闘においては「弱体化」されたという話もうなずけます。

3.二刀流とレリック武器

 2/26に裏世界「デュナミス」が公開されて、打ち直しで強くなる「レリック装備」なるものが実装されました。これら武器の特徴は「打ち直しをするまでは、隔999、D1」というものです。片手棍ではレリックモール Rare Ex D1 隔999 Lv75〜 白」がそれにあたります。これで気づいた人も多いと思いますが、パッチ前の状態でサポを忍者にしMainに「レリックモール」をSubに「ダークモール」と装備するととんでもない状態になります。

 例えば、二刀流1の場合間隔は(Main武器の隔+Sub武器の隔)×0.9となります。また二刀流でのWS発動後のTPは(Main武器によるWSのTP+Sub武器によるTP)のためパッチ前ではフルヒット時に次のようになります。

 TP=(Main武器によるWSのTP+Sub武器によるTP)
   =((0.9×999-780)/80+16)×6+((0.9×340-180)/256×6+5)
   ≒104.9+8.4
   =113.3

 ・・・100超えてますね。確かにレリックモールはD1でダメは少ないですが、ダークモールの攻撃値補正がプラスされますし、ダークモールによるダメージも入ります。それよりも恐ろしいのはWSを打った後でもう次が打てる状態になっていることです。WS連打は敵のWSを誘発しますが、ストンスキンで空蝉張替えの中断を阻止できる白なら、その詠唱タイミングで結構避けれるものなんです。他の前衛ジョブなら、何時でもWSのトス役ができる侍顔負けのWSマシンと化します。個人的には、これがTPのたまり方の変更パッチが入った理由と考えてます。

 最後に現在のレリック&ダークの組み合わせたヘキサ後のTPは・・・

 TP=((0.9×999-780)/80+16)+5+((0.9×340-180)/256×6+5)
   ≒22.5+8.4
   =30.9

 ぐらいかと。今度試してきます(おいw)。
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