第一話 責任は持とうね
 白というジョブを本職にしているのと、ソロでの活動が多いせいかもしれないが、「戦闘不能」いわゆる死亡について結構考え方がクールな方なのかもしれない。ソロで行動していて、何らかのアクシデント会い戦闘不能になる…それは自分のミスであり、残念ではあるが致し方ない。意外とサッパリ割り切れる自分がいる。しかし、世の中にはそうでない人もいるようだ。今から話すことはそんなプレイスタイルの違いを象徴している話かもしれない。
 当時私は限界クエ2が終わり一息ついたような状態で、金策でタロンギ&シャクラミの骨掘りを繰り返していました。しかしレベル的には下層の大サソリと2〜3連戦ぐらい出来る程度ではあったので、サソリも狩りつつ骨を掘る生活をしていました。
 ある日、下層の骨&サソリエリアでちょうど3連戦した後の事でした。MPが尽きかけたため、端でスニして座ろうと移動をはじめたところ、前方から戦士が走って来ました。うしろにはスライムが1匹追い掛けて来ており、逃げている模様。すると私の側に来て/sayで

「助けて!」

と一言…え!?わたしに!?

 スライムは良く見るとクエNMスライムでした。「!?」
きっと闇雲にPOPトリガー触ったんでしょう。確かにMPフルなら問題なく倒せる所だが、今のMPは「ケアルIII」2回分しかない。咄嗟に考えた…私は死んでダメもとだな。なら取ってやるか〜。私は戦士に一つ目のケアル3をかけスライムに殴りかかった。通常なら殴りに耐性を持つスライムに片手棍で攻撃するのはナンセンスである。ホントならサポ黒の精霊で削りたいところである。タゲを奪った私は私がアボンしたときタゲが彼に行かないよう、直ぐにこの場からから逃げる様に指示。彼は走って立ち去った。

 骨に襲われないように場所を移動したものの戦闘は非常に劣勢だった。MPがあれば形勢逆転出来るのだが、残り少ないMPを攻撃に使うわけには行かない。私は必死に殴り続けた。HPが危なくなった所で最後の印ケアル3で回復した。その時、先程の戦士から>>大丈夫ですか?とtellが入った。私が正直「>>多分…ダメかも。」と返すと、彼はそこで始めて無理に助けを求めた事に気づいた様であった。「気にしないで。」と返信して再び戦闘に集中する。ダメもとのせいか、逆に落ち着いている。私はTPが100を越えているのを確認して女神の祝福→スターライトと続けでHPとMPを回復、ケアル3がもう1回撃てるようになった。この1回は大きな1回だ。しかしここはこっちだ!と印スリプル→スニーク→ヒーリングのコンボ(?)でMPを回復!その後諦めずに立ち回り辛勝した・・・。

 一息ついてから、さっきの戦士に無事だったことを伝える。結果的には戦士が誤POPさせモンスの尻拭いをしたわけだが、死ぬのが嫌で助けを求める人、死ぬのを覚悟で助ける人、様々だと思う。私は今回たまたま後者だったが、私がPOPさせた人だったら、多分死ぬもやむなしとするだろうなぁ…と思う。簡単に死ぬのは良くないが、自分が原因なら、自分で責任を取って行きたいね、と思う。だから私はよく死ぬ方に入ると入ると思うのですが・・・(苦笑)
皆さんはどうですか?
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