■ 3D-Analyzer ■(ビデオカードをエミュレートするアナライザーソフトウェア)


                              (2004.06.30現在Ver2.34)

 このソフトウェアが最初に脚光を浴びたのはWindows版が発売された後の2002年の12月でした。当時のメーカーパソコンは殆どが統合型チップセットを使用している為、どんなに高性能なCPUを使用していてもFFXIが遊べないという事例が発生していました。このソフトウェアはビデオカードにより提供されている3Dの描画機能をソフトウェア的に再現しようというもので、3D描画に関する設定と、動作させる実行モジュールを選択することであたかもビデオカードを使用しているかのように動作させることが出来ました。

 しかし千差万別のハードウェアをソフト的にすべて擬似再現しようとすることは難しく。FFXIの実行に関してもドライバーのバージョン一つで動く動かないが変わったりしました。しかし「MOBILTY RADEON」や「Intel 855GM」などを使用しているノートパソコンや「Intel 865G」などを使用しているデスクトップPCでもFFXIを動かせると話題になりました。

 ただし、すべての環境で上手く動くわけではなく、チップセット的にどうしても動かないものは動かないので、現在でも色々設定について議論されています。
(ちなみにShusはVMwareで仮想PCを設定して、このソフトでFFXIがプレイできるか実験したことがありますが見事に敗北しました^^;)

 具体的な使用方法は紹介サイトがありますのでご紹介しますが、簡単に言えば右上の赤丸の部分「emulate HW TnL caps」にチェックを入れて稼動させることになります(ビデオカードの「Hardware Transform and Lighting 機能」をエミュレートするという意味です)。

<紹介リンク>
1.ノートPCやメーカー製PCなど、「FF11が動かないパソコン」で無理やりFF11を動かす方法
2.3D-Analyzerのページ

 さて、結局各メーカーも「FFXIが動く」を売り文句にしたパソコンを販売するようになり、AGPスロットがあるならビデオカードを追加するほうがより快適に動作することから、このソフトウェアの話題は一時下火になります。しかし、したらばJBBSの【快適】便利なツール・ソフトを教えれ【生活】スレにて、このソフトを使ってプレイ画面を窓化(全画面表示をさせないようにする)する方法が紹介され再び話題になりました。これも使用しているPCの環境に左右されるところがあり、一概にすべてのPCで窓化が出来るわけではなさそうですが、プレイしながらHPで攻略情報を確認したりと大きく幅が広がりました。

 どちらを実現させるにせよ、自己責任でお願いします。「ドライバ」や「チップセット(ノースブリッジ)」、「DirectX」、「タスクマネージャ」などの言葉の意味が解らないようでしたら、使用は止めたほうが賢明かと思います。

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